自転車ど素人だけどグラベルロードのバラ完!自作してみるべ!!① フレーム:X-Gravel(ICAN)

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”ソロキャンプに快適に行ける自転車が欲しい” という思いでグラベルロードのバラ完に挑戦します。自転車初心者ですが、長年のDIY・釣り道具メンテで鍛えた “モノ” を分解し・組立るスキル、仕事がらカーボン・アルミの材料特性等もそれなりに知識ありますし、ネットには様々な情報がたくさんありますので(真偽の判断は必要ですが)、色々と考えながらトライしてみます。

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納得の自転車を組み上げるために

グラベルロードのバラ完に向けてパーツ選びが重要ですが、湯水のごとくお金がある訳ではありません。なので、費用対効果・コストパフォーマンスを念頭に、目標を決めることが納得の自転車を組み上げる事につながると考え、”目標(=制約条件)”を決めました

目標①:予算 25万円以内

50歳のオヤジがだせる限界です。最低限レベルの完成車でホイールだけ交換したとしても30万円は超えてしまいます。そういう意味では目標:25万円以下、最大上限:30万円というところですね。

目標②:重量 8.5kg以下

それなりの完成車で9.0kg台前半が主流、ホイール交換で8.0kg台になるという想定から、理想は8.0kgを切りたい。けれども、それはハードルが高いでしょう。8.0kg台前半にしたいと考えています。最悪でも9.0kg以下ですね。キャンプライドになるので、荷物がどうしても多く、重たくなります。そういう観点からも重量は重要です。

目標③:時間 3月末完成

遅くても3月いっぱいには完成させたい、雪解けに間に合わせたい。最大のネックは部品調達ですね。相変わらずの品薄で”入荷時期未定”が多いです。最悪、今あるパーツでしのぎます。

自転車の骨格 フレーム・フロントフォーク

重量を考えてカーボン製

愛車 LAPIERRE SENSIUM AL 300 Discはアルミフレーム、通勤自転車 NESTO VACANZE1もアルミ製です。自転車初心者のオイラにとってもカーボンフレームは憧れであり、高嶺の花です。実際、誰に聞いても乗り心地、軽量化等で非常に優れており、価格以外で大きなデメリットはないと言っても過言ではないと思います。

とは言っても、完成品メーカーでコンポも含めて納得できる仕様のカーボンバイクは50万円程度は覚悟する必要があります。ところが、最近の技術革新はすさまじく(釣り竿、ゴルフクラブ等も同じですね)、安価で良質なフレーム、ホイール等のカーボン製品が出回ってきました。当然、中華メーカーなので、細部も含めてきちっと確認して判断が必要ですが。

今回のバラ完では、“安価” で “軽量” な “納得” の自転車をバラ完したいと考えています。”納得” には個人差があると思います。有名無名問わずこだわりのメーカー(名)がある方もいらっしゃると思いますし、オイラのようにカーボンバイクという ”実” を重視する人もいると思います。どちらも正解で、要は当人が納得できれば、それで良いと思います。

ネット情報等を拾いながら、数ある中華カーボンフレームの中で、今回は費用対効果が高く、信頼置けるメーカーとして「ICAN」を選びました。カーボンはアルミ等のように曲がる・変形することなく、特に衝撃には弱く、内部にひび割れ等が発生して破壊に至ることがあるため、転倒等には特に注意が必要になってきます。品質の悪いカーボンであればその影響は顕著であるため、日々のメンテンナンスの中でひび割れ等がないか確認するしかないと思います。内部のひび割れ等は目視で確認できないため、コイン等による打音検査で異音を判断することが現実的には有効だと思います。

そんなことを考えながら「ICAN」を選びました。

「ICAN」って?

  • 社名 冠捷スポーツ器材株式会社
  • 設立 2009年12月
  • 所在 広東省深セン市

「ICAN」(アイカンと読みます)は、自社ブランドを打ち出している中華メーカーではもっと有名ではないでしょうか。

フレームは、自社設計TRIAEROブランドでの販売であり、有名メーカー向けの製品をロゴなしで販売するような怪しいことはしていません。ネットでの評判も上々ですし、品質に起因するような事故・故障も確認できませんでした。

日本語OKで、”SONYA”という担当者(一人ではないと思います)がメール等で対応してくれます。実際にやり取りしましたが、問題ありませんでした。コツとしては、要求は明確に直球で伝えることです。これは「ICAN」だけに限らず、中国の方と日本語メールなどでやり取りする上で非常に大事だと思います。仕事で数年間、中国企業とやり取りをしてきた経験から間違いありません。

「X-Gravel」の開封

フレーム購入・開封済みです。

グラベル専用フレームの中から「X-Gravel」、サイズ:52cm(身長173cmです)、カラー:UDマットブラックを選んでいます。マットブラックはロゴなどもなく非常にシンプルなつくりでオイラ好みです。

「ICAN」HPから引用
「ICAN」HPから引用

フレーム

実際の ”モノ” について、詳しく写真で紹介します。

全体的なシルエットは、直線的なスローピングタイプでトップチューブからシートステーが連続する形で非常にオーソドックスで癖のないデザインです。オイラは気に入っています。材質は東レT700・T800カーボンです。

フレーム全景。

ヘッドチューブからトップチューブ全景。

シートチューブ全景。

シートチューブは内径31.6mm、外径34.9mm。円形の標準タイプです。内面の作り込みも、目視で確認する限りは問題ありません。

シートポストも付属しています。

ヘッドチューブからダウンチューブ全景。

ボトムブラケットはアルミ製で、綺麗にきちっとカーボンフレームに埋め込まれています。

BSAタイプでネジ山等の細部も問題ありません。

ヘッドチューブ全景。

ヘッドチューブ上部。

精度も問題なく、ベアリングもぴったりハマります。

ヘッドチューブ下部。内部の仕上がりも綺麗で問題ありません。

フレームエンドからシートステー全景。

フレームエンドからチェーンステー全景。

フレームエンドからシートチューブ全景。

リアのブレーキマウント。

ケーブルルートは内装方式で、シフトケーブル、油圧ホース共にガイドが挿入済みです。

BBの裏側にケーブル処理の窓があります。

フロントケーブルはBBから折り返しフレーム内を通過して補強した穴から出てきます。

ちなみに、フロントディレイラーの台座は直付けタイプ。

リアケーブルもチェーンステー内を通ってフレームエンドから出てきます。

ダボ穴は、トップチューブに1か所。

シートチューブ、ダウンチューブ上面にそれぞれ1か所。

ダウンチューブ下部にも1か所。

フロントフォーク左右に1か所づつ。以上、計6か所。

フロントフォーク

フォーク全景。

ブレーキマウント。

コラム部分。

ヘッドパーツ一式も付属。

重量

各ユニットの重量も計測しておきます。

フレームはシートポスト込みで1,470g。

フロントフォークは550g。

まとめ

バラ完の状況。なお、金額は購入金額です。

部品名称重量金額
フレームX-Gravel(ICAN)UDマットブラック,52cm1,450g81,000円
フォークフレームと一体販売550g
フロントディレイラー
リアディレイラー
クランクセット
ボトムブラケット
カセット
チェーン
フロントブレーキローター
フロントブレーキ
リアブレーキローター
リアブレーキ
ステム
ハンドルバー
バーテープ
シートポストフレームと一体販売
サドル
ホイールセット
タイヤ
合計

 

 

 

 

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