グラベルロードがほしい、と言う話。

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22_雑記

札幌は雪まみれで、お外で自転車は4月まではお預けです。レースに出たり、速く走りたいとか全然ないので、室内で三本ローラーなんてものは全く興味なしです。考えることは、今まで車で行っていたソロキャンプに自転車で......ということ。2022年春に向けて、”キャンプに行ける自転車が欲しい”、という話です。

 

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自転車の何が楽しい?何がしたい?

ヘルメット被って、ぴちぴちの服着て、暑い中自転車乗っている人を見て、ずっと思っていた。

「何が楽しくて自転車乗ってるんだろう?」

昨年、ひょんなことからロードバイクを手に入れて、脱初心者を目指してペダル漕いでいる時も思ってた。

「何が楽しくてペダル漕いでいるんだろう?」

雪まみれの外を見ながら全く自転車に乗れない ”今” もこう思っています。

「何が楽しくてあんなことやっていたんだろう?」

・・・・・・・・・・

ただ走るだけでも楽しい、目的がある長距離はもっと楽しい。

単純にペダル漕いで、遠くに行けるのが楽しいですね。これは、自転車に乗る前には絶対に分からなかったこと。山があるから登るんです、自転車があるから漕ぐんですね。

オイラ的には、人より早く走る、坂を沢山登るにはあまり興味なしです、ただただ遠くの、しかも自動車で言ったことのある所に自転車で行きたくなります。なので、昨年は脱初心者を目指して湖ばっかり行ってました。

車で走ったことがある道も自転車で走ると、景色、街並み、全てが全く違うものに写りますね。もっと若いうちから自転車始めてればよかった.....あまり、後悔はしないんですが(反省はいつもです)、これは心から思いました。

そもそも道具として楽しい、試行錯誤でレベルアップが楽しい。

釣りもそうですが、自転車自体、部品・パーツなど、そもそも道具としての機能の美しさに惹かれますね。釣具ではスピニングリールが大好きですし、自転車ではスプロケットが大好きです。歯の並び方、でこぼこ感、規則性....ずっと見てられます。ちなみに、リアディレイラーも好きですね。

このような道具を組合わせて、交換して、少しDIY的に改造などして、自分の自転車がレベルアップする。これは相当楽しい。ほんとに些細な事、シート位置を少し前に移動する、グローブのクッションを厚手のものに変える....全てのことが乗り心地にすごく影響を与えるんです。また、走行姿勢、漕ぎ方など、乗り手のレベルアップで巡航速度、疲労度合い等も全然違う。Youtubeを見れば、体の使い方等も溢れている時代なので、自分で試行錯誤できる。

ある意味、釣りと同じです。竿・リールを変えて、仕掛けを変えて、投げる場所を変えて、アクションを変えて、試行錯誤を繰り返して魚を釣る。ロールプレイングゲーム、シミュレーションゲームで育った50歳の理系オヤジは、このレベルアップ・試行錯誤を繰り返す道具を使った遊びが大好きなんですね。

今年は自転車でキャンプに行きたい!

1~2回/年、自動車でソロキャンプに行きます。一人でしんみりキャンプが好きなんですね。今年は、ぜひ、自転車で行きたいです。

自転車でキャンプに行くとなると、荷物の積載が重要になりますね。道具等も軽いもの、小さきものに新調しないとだめですね。お金かかります.....はぁ~。

でも、お金かけてもやりたいですね。

 

という訳で、昨年自転車を始めて二年目の今年は、「キャンプライド」を快適に楽しみたい。最近流行りの「グラベルロード」がぴったりという訳です。

グラベルロードって?

「グラベルロード」は、その”Gravel”が示す通り(英語で砂利という意味)、舗装路はもちろん、脇道、林道、河原の砂利道等の未舗装路も走れるオールラウンドな長距離走行向けのロードバイクのこと。

明確な定義はない?と思うのですが、大まかな分類はこんな感じ。

  • ランドナー:カンチブレーキ、クロモリフレーム、レバー式の変速等、クラシカルなツーリング自転車。
  • アドベンチャーロード:オフロードよりのグラベルロード、未舗装路の走行、積載量を重視。
  • オールロード:ロードバイクよりのグラベルロード、舗装路の走行、加速・スピードを重視。
  • シクロクロス:こちらは自転車競技の自転車であり、レギュレーションが決まっています(700cホイール、33mm以下のタイヤなど)。グラベルとは似ていますが、明らかに異なるものです。

太いタイヤ

ロードバイクでは23~28cのタイヤサイズが主流、グラベルロードでは30~50cのタイヤを装着することが多い。これは、舗装路、未舗装路を問わずあらゆる路面で、荷物をたくさん積んだ状態でも安定して走行ができるようにということ。つまり、タイヤを太くすることで、路面への設置面積が広い=ダートでのグリップ力が向上、たくさんの空気が入る=振動の吸収性能が向上が図れるという訳ですね。

一方、当然のことだけども、太いタイヤのためスピードに関する部分:加速、最高速度等 はデメリットが大きくなる。また、ロードバイクとの違いとして、様々なタイヤパターンがあり、ダート・トレイル主体の場合にはブロックタイヤを選ぶなど、シーンに応じたタイヤを選択可能ということも特色ですね。

「Panaracer」HPから引用

ディスクブレーキ、スルーアクスル

雨天、悪路等の路面コンディションに対応できること、荷物の積載も多くなり重量が増加すること等、悪条件でも高い制動力を発揮するディスクブレーキが主流となる。

また、ホイール固定方式もディスクブレーキの強い制動力を最大限発揮できるように、衝撃に強く、固定力・剛性の高いスルーアクスルが増えている。

ジオメトリ、拡張性

グラベルロードのフレーム形状は、背の高いヘッドチューブでアップライトな姿勢で走行が可能。つまり、ロードバイクのような辛い前傾姿勢をしなくてもよく、ロングライドでの身体の負担を減らし、ㇵの字のフレアハンドルと相まって荒れた路面でのハンドル操作の自由度も向上し、ラクに楽しく乗れるということ。これは大事ですね。

また、ダボ穴の数が多いのも特徴。通常のロードバイクではシートポストとダウンチューブのみですが、グラベルロードでは、それらに加えてトップチューブ、フロントフォークにもダボ穴がついているモデルもあり、キャンプ道具等のバイクパッキングを装備できます。さらにフレームバッグ、サドルバッグ、フロントバッグ等を加えて、たくさんの荷物を持ち運べることも大きなメリットですね。

LAPIERRE SENSIUM AL 300 Disc のグラベル化?

グラベルロードが欲しい訳ですが、完成車を買っても芸がない.......また、今注文しても届くのはいつになる...というぐらい品薄ですし。この選択はないですね。

色々な方のブログ等を拝見すると、ロードバイクをうまく改造:グラベル化して楽しんでいる方も多数いらっしゃる。

オイラも、愛車 LAPIERRE SENSIUM AL 300 Discのグラベル化について考えてみます。

タイヤの太くするために....

最大の難関はタイヤを太くすること。現状、LAPIERREには28cのタイヤを装着していて、フォークとの隙間を考えると35cは装着できない....写真の通り、隙間は5mmぐらい。

グラベルタイプのフォークに交換するか、ホイールを700cから650bに変更してクリアランスを確保する等が考えられる。どっちの方法も、結構な手間とお金がかかるけど、完成度も良く分からないし、いまいちな感じ。

LAPIERREのフォーク、タイヤは28c

ディスクブレーキ、ジオメトリー、その他は....

ブレーキは現状でディスクブレーキ搭載なので問題ない。クイックリリースなのはどうしようもないけど...(タイヤ対策でフォーク変更すればスルーアクスルも可能)

また、フレームの基本形状は変えれないけど、スタック、ハンドル等は変更・調整可能なので走行姿勢の問題もある程度は解決できる。まぁ、姿勢の違いが分かるほどの腕前でないしね。ここは問題ない。

荷物積載についても(ダボ穴が少ないこと)、ダボ穴なしでのパッキングアタッチメント等も販売しているので、そちらを活用することで何とでもなる。その他気になるギア比なんかもスプロケ交換で対処可能.......

やはり、タイヤだね........

グラベルロードをバラ完する。

グラベル完成車を購入することも、LAPIERREをグラベル化することも、何だかどうもしっくりこない.......

結局、納得できる方法として、”自転車ど素人だけどグラベルロードのバラ完!自作してみるべ!!” という思いに至りました。DIY魂に火がついて組み立ててみたい!という思いが強くなりました。

「バラ完」=”バラバラに購入した部品・パーツを組み上げて自転車を完成させる” 相当楽しみです!!初心者なので、色々と分からないこともあると思いますが、それを調べながら考えることが楽しいんです。

完成見本:LAPIERREがありますし、youtube、blogに関連記事は多数あるので、何とかなるでしょう。

まとめ

自転車二年目、ソロキャンプライドに行くためにバラ完します。

「自転車ど素人だけどグラベルロードのバラ完!自作してみるべ!!」企画のスタートです。

最大の問題は”部品の品薄”........

はたして雪解けまでに組み上がるのか........

最悪、LAPIERREがあるのでね.....

 

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