”ソロキャンプに快適に行ける自転車が欲しい” という思いで始めた ”グラベルロードのバラ完企画”。第二回目はハンドルバーの紹介。グラベルの代名詞、フレア形状のドロップハンドルです。フレーム、フロントフォーク、ハンドルバーも組立てました。
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ハンドルバーの購入
「NITTO」って?
自転車の乗り心地、乗り易さはポジショニングで決まる、と言っても過言ではないと思います。特にハンドルの良し悪しは非常に重要ですね。そんなことを考えて、今回は数あるハンドルメーカーの中で「NITTO」のモノを選びました。
「NITTO」とは「株式会社日東」のことで、埼玉県にある非常に高い金属加工技術を持った自転車部品メーカーです。ハンドルバー、ステム、シートポスト等を生産しています。欧米メーカーのような華やかさはないですが、伝統的な匠の技で日本製らしい精度の高い製品を作り続けています。また、特に気に入っているポイントは、日本人の手の平の大きさに合わせた部材寸法を考えているところですね。シマノのSITレバー形状にマッチングしたハンドルバーは完璧です。
「M137 SSB」の開封
購入したのはグラベル用ドロップバー「M137 SSB」です。カラー:ブラック、サイズ:520mm(操作性重視で広めにしました)。
会社HPからスペック紹介。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/NEW-NITTO_pages.jpg)
実物を写真紹介します。
流行りのアナトミックシャロー形状です。見た目で操作性が良さそうなのが分かります。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/8163e8d8c7d3b49bf5366aab8457c610.jpg)
正面から全景。フレア角は15°です。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/ed2b4348890ed3bd43cb63f782d6d5df.jpg)
上面から全景。ハンドル上幅は420mm。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/90f502523ad469fa9ff62efcb74b9097.jpg)
下面から全景。フレアで広がってハンドル下幅520mm(芯-芯)
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/4c7f09c8c6162290d61d4523d2775c61.jpg)
側面から全景。リーチ:78mm、ドロップ:128mm。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/f2ec093eeb1635c231eda2f8121e7c7b-1.jpg)
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/m137.png)
ステム:「???」(ZTTO)
続いてステムですが、こちらは完全に費用だけしか考えませんでした。中華メーカーの激安品です。型番不明(ZTTO)Φ31.8mm、±7°、90mm。
側面のロゴ表示が気に入らない......速攻、買い替えそうだな。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/7e137523ecf7dd6a2e7af57d075290b8.jpg)
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/402917ea103f38b0bfecbdccf74b9f68.jpg)
重量
ステム、ハンドルバー合わせて550g。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/939b226eef2b454cfd9cb3ded3495ffc.jpg)
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/8c3cb8546236daa3c595d36a253989af.jpg)
フレーム、フォーク、ハンドルの組立
組立て全景
アップの写真はありませんが、スペーサー10mm×3個の余裕を見込んでコラムカットしています。すべて完成したら最終調整する予定です。ポイントはしっかりとグリスアップすることですね。特に難しい作業もありません。
フレーム、フロントフォーク、ハンドルバー、ステムの取り付け全景。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/5a9509ad304c5ad698b86f0502d441b1.jpg)
やや前方からのハンドル、フォークの全景。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/c55b9652e61b533ed3835b3e79408235.jpg)
ハンドルバー、ステムの取付は5N・m(規定トルク)で締め付け。4点を均等に。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/6635483e98a97127f19043ed73a4e156.jpg)
やや後方からのハンドル、フォークの全景。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/6b7c7c15be7754016385b83b0c9a42f5.jpg)
コラム、ステムの取付も8N・m(規定トルク)で締め付け。上下を均等に。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/3f8d0c5118d3504ecd6ccaea466f3b2f.jpg)
重量
フレームにフロントフォーク、ハンドルバー、ステム、スペーサー等も含めて2,650g。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/262585313351b4df04e9ccc9685cafa9.jpg)
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/d448da39f7258db7cc67869c2509533a-1.jpg)
新たに購入した道具
自転車メンテにはかなり特殊な工具を使います。昨年から必要なものは順次購入していますが、バラ完するので必要なものが増えてきます。今後も、おまけ扱いですが、購入した追加工具を紹介していきます。
トルクレンチ
今までは簡易版のトルクレンチを使っていました。メンテナンス程度であれば十分かと思います。トルク測定範囲が1~12N・mです。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/0a310e8a88e51ddfa6f9f54a6e35e51e.jpg)
今回、バラ完を始めるにあたり”プリセット型”のトルクレンチを購入しました。予め設定した既定のトルクに達すると”カチッ”と反応が伝わります。上の「TOPEAK」の簡易版トルクレンチよりもかなり使い易いです。中華メーカーの安価版ですが、機能的には十分ですね。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/8909c071cd9cb34d7f905739b99899c2.jpg)
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/a78e6178becae8d6b4008eca36b61c90.jpg)
まとめ
今回までの完成状況。
![](https://neuone.net/wp-content/uploads/2022/02/15e8ec0636da4a5f576cdae5d6ba4102.jpg)
部品 | 名称 | 重量 | 金額 |
---|---|---|---|
フレーム | X-Gravel(ICAN)、UDマットブラック,52cm | 1,450g | 81,000円 |
フォーク | フレームと一体販売 | 550g | - |
フロントディレイラー | |||
リアディレイラー | |||
クランクセット | |||
ボトムブラケット | |||
カセット | |||
チェーン | |||
フロントブレーキローター | |||
フロントブレーキ | |||
リアブレーキローター | |||
リアブレーキ | |||
ステム | 型番不明(ZTTO)、±7°、90mm | ハンドルに含む | 1,007円 |
ハンドルバー | M137 SSB(NITTO)、ブラック、520mm | 550g | 8,865円 |
バーテープ | |||
シートポスト | フレーム付属品 | フレームに含む | - |
サドル | |||
ホイールセット | |||
チューブ | |||
タイヤ | |||
合計 | 2.65kg | 90,872円 |
工具 | 名称 | 金額 |
---|---|---|
トルクレンチ | トルクレンチセット(DuraTech)プリセット型、差込角6.35mm、5~25N・m | 3,980円 |
合計 | 3,980円 |
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