350㎖アルミ缶によるメスティン自動炊飯用アルスト(プロトタイプNo.2)も作成しました。が、予想通り?うまくいかず、こちらは実践投入は難しいですね....。合わせて、プロトタイプNo.1で試し炊きをしてみました。比較的美味しく炊けているのですが、もう一つ上の”ふっくら感”が欲しい所です。とりあえず、プロトタイプNo.2作成、No.1炊飯のログです。
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自動炊飯用アルスト自作ログ
プロトタイプNo.2の仕様
No.1の燃焼窓の孔数・孔径を変えることで、中盤以降の”中火~弱火”の燃焼時間・火力の調整が上手くいくのか、という観点でプロトタイプNo.2を作りました。
名前 | 形状モデル | 高さ | 燃焼窓の孔径 | 燃焼窓の孔数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
プロトタイプNo.2 | 350㎖アルミ缶 | 15mm | 6mm | 4孔 | スチールウール封入 |
プロトタイプNo.2改の仕様・燃焼テスト
No.2はきっと燃えすぎるだろう、という思いから、とりあえず孔数を減らして(No.2改)として燃焼テストをしました。
名前 | 形状モデル | 高さ | 燃焼窓の孔径 | 燃焼窓の孔数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
プロトタイプNo.2改 | 350㎖アルミ缶 | 15mm | 6mm | 2孔 | スチールウール封入 |
燃焼テストはアルコール25㎖です。
点火直後の状況です。
点火から5分後、”外側槽”の燃焼が終わり、”内側槽”の燃焼が始まっています。
(暗くするの忘れました、この写真だけ明るいです)
点火から10分後、辛うじて燃えていますが、かなり弱い炎です。
11分30秒、燃焼完了です。
”外側槽”の燃焼段階で、”内側槽”もかなり燃焼しています。スチールウールによる気化作用と窓が小さくなったため密閉性が上がり二次燃焼(ジェット)しているようです。
No.1に比べて、”外側槽”燃焼の際の火力が強いような気がします。
う~ん、実践投入は厳しいですね。
アルストまとめ
名前 | 燃焼窓の孔径 | 燃焼窓の孔数 | 外側槽の燃焼終了時間 | 内側槽の燃焼終了時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
プロトNo.1 | 13mm | 1孔 | 4分15秒 | 25分30秒 | 試し炊飯実施します |
プロトNo.2 | 6mm | 4孔 | - | - | スチールウール封入、不採用 |
プロトNo.2改 | 6mm | 2孔 | 5分0秒 | 11分30秒 | スチールウール封入、不採用 |
メスティン自動炊飯ログ
2020年11月28日の炊飯ログ
アルストプロトタイプNo.1を使って、自動炊飯を試しました。
白米 | 1.5合 |
水 | 300㎖ |
水浸し | 30分間 |
炊飯 | プロトNo.1、アルコール25㎖、燃焼時間12分30秒(うち外側槽6分30秒) |
蒸らし | タオル+100均保温袋、30分間 |
外側槽の燃焼状況。
外側槽が消えて、内側槽の燃焼が始まった段階。
炊き上がり状況。
美味しく炊けました(*^^*)
ただ、ブリキアルストと同じで”ふっくら感”が足りない気がしますね。
2020年11月29日の炊飯ログ
燃焼時間を長くすると、”ふっくら感”が増えるか?と思い、アルコール量を増やしてみました。
白米 | 1.5合 |
水 | 300㎖ |
水浸し | 30分間 |
炊飯 | プロトNo.1、アルコール30㎖、燃焼時間12分30秒(うち外側槽7分30秒) |
蒸らし | タオル+100均保温袋、30分間 |
外側槽の燃焼時間が増えましたが、トータルは変わりません。
炊き上がりは同じに見えますが、ちょっと炊き過ぎですね。水分が抜けすぎているような気がします。
自動炊飯まとめ
炊飯ケース | 白米 | 水 | 水浸し | 炊飯 | 蒸らし | 評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
ブリキ-① | 1.5合 | 300㎖ | 30分 | ブリキアルスト、25㎖ | 保温袋30分、逆さま | まぁまぁ |
No.1-① | 1.5合 | 300㎖ | 30分 | プロトNo.1、25㎖ | 保安袋30分 | ブリキよりも少しだけ美味しい気がする |
No.1-② | 1.5合 | 300㎖ | 30分 | プロトNo.1、30㎖ | 保安袋30分 | 水分抜けすぎ、ダメね。 |
まとめ
- アルストはさらなる改良が必要だね。燃焼窓の孔径・孔数を変えるか.....
- メスティン自動炊飯はいろいろ書いていますが、ブリキでも自作アルストでも十分美味しいです。お米の差もあると思うしね。
- まぁ、遊びと思って、真剣に読まないでください。
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