メスティン自動炊飯に関するログです。いままでナンバリングしてませんでしたが、都合4回ほどログを上げています。なので、今回は ”その5” にしました。自分が分からなくなるので、これからはナンバリングします。今回は、前回作成したNo.4の試し炊きと、いろいろと思い立ってブリキアルストでも炊いてきました。それを踏まえて、プロトアルストNo.6の作成です。
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メスティン自動炊飯ログ
2020年12月12日の炊飯ログ
プロトタイプNo.4使った試し炊きです。
燃焼窓16mm×1孔のタイプです。
レシピはいつも通りですね。
白米 | 1.5合 |
水 | 310㎖ |
水浸し | 30分 |
炊飯 | プロトNo.4、アルコール25㎖、燃焼時間9分30秒(うち外側槽7分00秒) |
蒸らし | タオル+100均保温袋、30分 |
炊き上がりはこんな感じ。
まぁ、ちょっと硬めですが、美味しかったです。
自動炊飯まとめ(仮)
この日、実はいろいろと気づきました。
いままので自動炊飯をまとめてみます。
炊飯ケース | 白米 | 水 | 水浸し | 炊飯 | 蒸らし | 評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
ブリキ-① | 1.5合 | 300㎖ | 30分 | ブリキアルスト、25㎖、14分50秒、レンジフード風防 | 保温袋30分、逆さま | ○ |
No.1-① | 1.5合 | 300㎖ | 30分 | プロトNo.1(13mm×1孔)、25㎖、12分30秒 | 保温袋30分 | ◎ |
No.1-② | 1.5合 | 300㎖ | 30分 | プロトNo.1(13mm×1孔)、30㎖、12分30秒 | 保温袋30分 | △ |
No.3-① | 1.5合 | 310㎖ | 30分 | プロトNo.3(4.5mm×5孔)、25㎖、9分10秒 | 保温袋30分 | △ |
No.4-① | 1.5合 | 310㎖ | 30分 | プロトNo.4(16mm×1孔)、25㎖、9分30秒 | 保温袋30分 | ○ |
表を眺めていると、
- ブリキアルストのケースでは、炊飯方法・蒸らしが異なるため、一概に他ケースと比較はできない。
- エスビット擬きで炊飯しているが、アルスト周辺は輻射熱で相当熱せられている。
- オイラが考えるような外側槽が先に燃焼して、その後内側槽が燃焼するような状況ではなく、輻射熱で内側槽のアルコールも気化が進み、最初の段階で大きく燃焼が進む。
- 燃焼窓の孔数が多いほうが内側槽からの気化が早く進むため、全体の燃焼時間が短くなる(No.3-①)。
- おそらく、じっくりと炊き上がる、燃焼時間が長くなるアルスト(燃焼窓の孔数が少なく、小さい)のほうが良い炊き上がりになる(No.1-①)。
- 以上から、今までと異なり、なるべく火力が強くならないような工夫をした方が良いのでは???
2020年12月13日の炊飯ログ
このようなことを考えて、アルコール25㎖をきちっと収納できるタイプの ”ブリキアルスト” を使って炊飯してました。
(350㎖アルミ缶のアルストの外側槽のようにアルコールが露出している状態だと、あっという間に燃焼が進んでしまう)
炊飯ケース「ブリキ-①」はレンジフード風防を使ったり、逆さまにして保温したりしているので、この辺の条件は他の350㎖アルミ缶アルストを同じにして炊飯スタートです。
白米 | 1.5合 |
水 | 310㎖ |
水浸し | 30分 |
炊飯 | ブリキアルスト、アルコール25㎖、燃焼時間19分30秒 |
蒸らし | タオル+100均保温袋、30分 |
予想通り輻射熱での蓋の隙間からアルコールが気化して、上蓋前面から炎が上がって、火力が相当大きくなっている。
しばらくすると、ガスの噴出も止まり、中央の燃焼窓から弱火に変わっている。
炊き上がりがこちら。
これはかなり美味しかった。
今までのNo.1ですね。
自動炊飯まとめ
炊飯ケース | 白米 | 水 | 水浸し | 炊飯 | 蒸らし | 評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
ブリキ-① | 1.5合 | 300㎖ | 30分 | ブリキアルスト、25㎖、14分50秒、レンジフード風防 | 保温袋30分、逆さま | △ |
No.1-① | 1.5合 | 300㎖ | 30分 | プロトNo.1(13mm×1孔)、25㎖、12分30秒 | 保温袋30分 | ○ |
No.1-② | 1.5合 | 300㎖ | 30分 | プロトNo.1(13mm×1孔)、30㎖、12分30秒 | 保温袋30分 | × |
No.3-① | 1.5合 | 310㎖ | 30分 | プロトNo.3(4.5mm×5孔)、25㎖、9分10秒 | 保温袋30分 | × |
No.4-① | 1.5合 | 310㎖ | 30分 | プロトNo.4(16mm×1孔)、25㎖、9分30秒 | 保温袋30分 | △ |
ブリキ-② | 1.5合 | 310㎖ | 30分 | ブリキアルスト、25㎖、19分30秒、 | 保温袋30分 | ◎ |
自動炊飯アルスト自作ログ
ブリキアルストの改良版として、Seriaのアルミ製クリームケースを使ってアルストプロトタイプNo.6を作成しました。
ブリキアルスト自動炊飯が良い感じだったので、それを踏襲したアルストになっています。
名前 | 形状モデル | 高さ | 燃焼窓の孔径 | 燃焼窓の孔数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ブリキアルスト | 100均ブリキ灰皿 | 19mm | 30mm | 1孔 | 結構前から愛用、分解してスチールウール詰めただけ |
プロトタイプNo.1 | 350㎖アルミ缶 | 15mm | 13mm | 1孔 | 作成済み |
プロトタイプNo.2 | 350㎖アルミ缶 | 15mm | 6mm | 4孔 | 作成済み、スチールウール封入、不採用 |
プロトタイプNo.2改 | 350㎖アルミ缶 | 15mm | 6mm | 2孔 | 作成済み、スチールウール封入、不採用 |
プロトタイプNo.3 | 350㎖アルミ缶 | 15mm | 4.5mm | 5孔 | 作成済み |
プロトタイプNo.4 | 350㎖アルミ缶 | 15mm | 16mm | 1孔 | 作成済み |
プロトタイプNo.5 | 350㎖アルミ缶 | 15mm | 20mm | 1孔 | 作成済み |
プロトタイプNo.6 | 100均アルミクリームケース | 19mm | 20mm 1.5mm | 1孔 8孔 | 今回作成 |
一応、燃焼テストしてみました(実際には輻射熱で違う形で燃焼すると思っていますが)。
最初は真ん中のΦ20mm燃焼窓からのみ炎が上がっています。
その後、周りのΦ1.5mmの穴からも炎が上がりはじめ、
だんだんと火力が上がっていきます。
ピーク火力はこんな感じですね。
その後、Φ1.5mmから火が消えていき、
最終的には真ん中Φ20mmだけになり、その後ゆっくりと鎮火しました。
まとめ
- 結果的に、一生懸命作った350㎖アルミ缶のアルストより、パッパッと100均材料にスチールウール詰めたもののほうがよさげな感じ。
- 輻射熱というのは知っていたが、全く盲点.......
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