ライン・ラインシステム:PEメイン+フロロリーダー、「糸巻台(自作)」が大活躍

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ライン写真 11_道具

釣り具の投稿、今回はライン、ラインシステムについてです。リール・ロッドに比べて軽視されがちですが、フックとともに魚と釣人を直接繋ぐ非常に重要なパーツです。これがないと絶対に魚は釣れません

基本的に”PEライン”+”フロロリーダー”の組合せを愛用しています。

はじめに

まずは教科書的な一般論をまとめておきます。

根ズレに強く、適度な張り・感度を有するフロロカーボンを使う方が多いと言われています。ただし、近年はPEラインの愛用者も増えていると聞きます。

いずれにしても、どのラインも一長一短で、釣り場条件、気象条件、釣り方、釣り人の好み等で有利不利が変わる状況です。

種類特徴
ナイロンライン・最も一般的に使われているライン。
・価格、扱いやすさ(しなやかさ)等でメリットが多い。厳寒期でも比較的扱いやすい (硬くなりにくい)。
よく伸びることも特徴の一つ( 伸縮率30%、 メリットでもあり、デメリットでもある)。
根ズレに弱いことが大きなデメリット。
フロロカーボンライン・ナイロンに比べ伸びが小さく、根ズレに強い
・比重が高く、水に沈む速度が速い
材質が比較的固く気温が低くなるとその傾向が顕著になる。
・ロックフィッシュでは一番使われているライン(と言われている)。
PEライン・伸びはほとんど無し。つまり、感度は抜群に高い
・引張強度は非常に高いが、根ズレには極端に弱い
・滑りが良く、飛距離は抜群で出るもの、風の影響を受けやすい等、扱いやすいとは言えない。

基本条件

いつもの通り、費用対効果(コストパフォーマンス)が大事です。

必要なスペック(使用条件)を満足でき、財布に優しい(できるだけ安価な)製品を選ぶのがモットーです。

というわけで、ラインの使用条件をまとめておきます。

  • 真夏も真冬も関係なく釣行し、特に夜釣りが多い。低温下で扱いづらいものはダメ
  • スイミング主体の釣り。ただし、常に底をきちっと取りたい、と思っています。
  • リールの時も書いたが、とにかくライントラブルは本当に嫌
  • スピニングタックルを愛用しています(ベイトタックルは使いません、理由などは改めて投稿します)。

メインライン : PEライン(特に決めている製品無し)

ナイロン、フロロ、PE、いずれのラインも各種メーカーの様々な製品を使用してみましたが、スピニングタックルでの扱いやすさリーリングでの感度の良さ厳寒期でもとにかくトラブルが少ない、ということを選定基準にして”PEライン”をメインラインとしています。

現状では、メーカー・製品のこだわりはないので(これがおすすめ、というものない)、型落ち等で安売りしているものを使うことが多いです。最近は「VARIVAS highGrade PE」の使用頻度が高いです。

なお、繊維の編み込み本数の違いから”8本撚り”、”4本撚り”などの種類があるが、”4本撚り”のほうが耐久性が高い気がする、張りが強くライントラブルが少ない気がする( どちらもおいらが使ってみた感じです、客観的なデータはありません) 、価格が安い、から”4本撚り”を使用しています。

また、ライントラブル回避のため「PEにシュッ」は必須です。

PEライン写真

リーダー : フロロカーボン「シーガーフロロマイスター」

PEラインをメインとして使用するため、リーダーを接続してラインシステムを組んでいます。

リーダーは、根ズレに強いこと、を最重要視して、”フロロカーボン”を使用しています。

「Sraguar フロロマイスター」が安価でよいと思います。

リーダー写真

ラインシステム : リーダーはメインライン強度以下、2ヒロ長さ

リーダーの強度、長さにもいろいろと考えがあり、一概に何が良いかは決めきれない。

おいらは、次のように考えている。

  • リーダーの強度 :  一般的なラインシステムではメインラインの2倍程度の強度を用いることが多いが、おいらの場合には、根掛かりの際にリグとの接続部から糸が切れるように、メインリーダーよりも1ランク程度低い強度を用いる
  • リーダーの長さ : 1回の釣行で数回の根掛かりが発生したとしても、リーダー長さが極端に短くならないように2ヒロ程度を接続する。 接続部が リールガイド内に入るため、きちっと結び目の小さいしっかりしたノットで接続することが大事。

釣行毎にラインシステムを組み直し(メインラインの糸よれ・ほつれ部分も含めて切断し、リーダーを接続し直す)、痛恨のラインブレイクが生じないように細心の注意を払う。最近は ”やってしまった”、ということはほとんどない。(^^♪

ラインシステムの組み直し、ラインの巻き直しに大活躍 : 糸巻台(自作)

釣行毎にメインラインを結構な長さで切断することとなるが、リールスプールの糸巻量は常に外縁から少し少ない状態をキープしたいため、釣行数回毎に下糸の巻き増やしを行うこととなる。

また、メインラインの糸よれ等が酷いときにはリール糸の裏返しを行うなど、割と頻繁にリール糸の巻き直し作業を行うこととなる。

頻繁にやる作業なら、なるべく効率よく、手際よく、簡単にできるようにしたいのが心情。適度なテンションをかけながら糸巻きができる「高速リサイクラー」等のライン交換機があると非常に便利です。

それとリール設置治具等を組み合わせた「糸巻台(自作)」があるとさらに便利、非常に重宝します。

自宅にある廃材を適当に木ねじで組み合わせて作成しますが、皆さん、結構自作されています。

おいらの「糸巻台(自作)」は以下のようなものです。

ボビン→リールへの糸巻作業、リール→ボビンへの糸巻作業を行う形態。治具に取付済みのリールシートにリールを取り付けて、「高速リサイクラー」との組合せで使用します。

糸巻システム
糸巻システム

ボビン→ボビンへの糸巻作業を行う形態。「クイックラインワインダー」と「高速リサイクラー」の組み合わせで使用します。ライン裏返しを行う際には必ずこのボビン→ボビンの糸巻が必要になります。

糸巻システム
糸巻システム

「クイックラインワインダー」、「高速リサイクラー」ともに、適度なテンションを 掛けながら糸巻ができます。

糸巻棒
ボビンの上下を治具+スプリングで挟んでラインテンションを確保
高速リサイクラー
赤いねじでボビンにかかるテンションを調整可能

ネットで ”ライン巻取り” 等で検索を行うと、電動ドリルを使用しての作業が紹介されています。

巻取り作業は爆速ですが、悪いこと言いません、止めたほうがよいです。ラインが絡んだり等、トラブル頻出です。おいらはゆっくり手巻きで確実に行います。

まとめ

  • メインライン :  スピニングタックルでの扱いやすさ、リーリングでの感度の良さ、厳寒期でもとにかくトラブルが少ない、ということを念頭に、”PEライン”。(メーカー・製品の拘りなし)
  • リーダー : 根ズレに強いことを最重要視して、”フロロカーボン”: 「 Seaguar フロロマイスター」
  • ラインシステム : リーダー強度はメインライン以下長さは2ヒロ程度が基本。
  • 糸巻作業等の効率化のため、「高速リサイクラー」等を備え付ける「糸巻台(自作)」を活用。

  

 

   

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