前々から気になっていたけど、なかなか踏み込めない、ハマるとヤバいディープな世界。アルミ缶による自作アルコールストーブの世界。世界中にコアなマニアがたくさんいらっしゃいます。先人たちの知恵を拝借しながら、美味しくコーヒーを沸かすアルスト、メスティンでふっくらご飯を炊き上げるアルストを自作したい、とオイラもアルスト自作です。
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自作アルストの目標
メスティン用にブリキ缶による簡易アルコールストーブを使っていますが、ちょっと初期の火力が弱い......
ネットで自作アルストの世界を除くうちに、メスティンで使える高燃費のアルストを作ってみたい、コーヒー用のお湯を短時間で燃費良く沸かすアルストも欲しい等、ディープな自作アルストの世界(笑)に強く興味を惹かれてしまいました。
材料費が非常に安い、わりと簡単に作成できる等の手軽な面もありつつ、ジェット孔の大きさ・数などで性能が驚くほど変わるため、親父のDIY魂に火をつけるのは簡単でしたね (笑)(^^♪
当面は基本スペックを変えたプロトタイプをいくつか制作して、次の目的のためのアルストを自作します。
- タイプ①:短時間で効率よく200㎖のお湯を沸かすアルスト
- タイプ②:メスティン1合を燃費良く炊き上げるアルスト
試作-テストタイプ
スペック
ま。とりあえず作ってみました、という試作品です。
コーヒー沸かしを想定して「オープンジェット型」で作成です。
きちっと燃焼しないと悲しいと考え、燃費等は無視してジェット孔は大きく、多めで作成しました。
名前 | 形状モデル | 高さ | トップホール | ジェット孔径 | ジェット孔数 |
---|---|---|---|---|---|
テストタイプ | 350㎖アルミ缶 | 37mm | 43mm | 2.0mm | 20孔 |
最初なので、いくつか失敗しています。
トップホールのところで雑なカッティング(写真左)、上下を合わせる際に雑な切り口から裂けてしましました。とりあえず、試作品なのでアルミテープ補強(写真右)で良しとします。
燃焼テスト
無事に燃焼です!!
アルコールストーブの青く美しい炎が無事に噴き出しています。
う~ん、素晴らしい!!
プロトタイプNo.1(350-L37-Φ1.5×16)
スペック
試作品が燃焼も含めて無事に完成したので、いよいよプロトタイプ作成に入ります。
試作品よりもジェット孔大きさ・数を小さくしてみます。
名前 | 形状モデル | 高さ | トップホール | ジェット孔径 | ジェット孔数 |
---|---|---|---|---|---|
プロトタイプNo.1 | 350㎖アルミ缶 | 37mm | 32mm | 1.5mm | 16孔 |
燃焼テスト
試作品よりもきれいに、品よく、ユラユラと青い炎が燃え上がりました。
本当にアルコールストーブの炎は綺麗です。
性能テスト
基本性能は以下の通りです。
名前 | 本燃焼までの時間 | 10㎖アルコールでの燃焼時間 | 200㎖水の沸騰までの時間 |
---|---|---|---|
プロトタイプNo.1 | 1分10秒 | 3分50秒 | 4分30秒 |
まとめ
これから幾つもプロトタイプを作っていくんだろうな(笑)
逐次、ブログアップします。
名前 | スペック | 本燃焼までの時間 | 10㎖アルコールでの燃焼時間 | 200㎖水の沸騰までの時間 |
---|---|---|---|---|
テストタイプ | 350-37-2.0×20 | - | - | - |
プロトタイプNo.1 | 350-37-1.5×16 | 1分10秒 | 3分50秒 | 4分30秒 |
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